お豆さん

いつもの見知らぬ男たちのお豆さんのレビュー・感想・評価

いつもの見知らぬ男たち(1958年製作の映画)
5.0
食うに困った男たちが、質屋の強盗を企てる。下調べも十分、計画も完璧だったはずが、ひとりまたひとりと心境に変化が起こり、浮ついたまま実行の時が来る…。

マリオ・モニチェッリ監督、ヴィットリオ・ガスマン、マルチェロ・マストロヤンニ、イタリアの喜劇王トトらが共演した犯罪コメディ。チェット・ベイカーが演奏するトランペットが、最高にかっこいい。イタリアらしいラストがロマンチックで、哀愁すら漂う。鑑賞後、「ひよこ豆のパスタ」が食べたくなること間違いなし。

思い入れが強すぎる映画なので、冷静に点数を付けられず5点満点です。マストロヤンニ抜きで製作された続編『Audace colpo dei soliti ignoti』もオシャレ。でもやはり、マストロヤンニとトトの存在感は唯一無二。

2016. 51
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