ブロンカンプがカーアクションに初挑戦した(？)ショートムービー。主演はクライブ・オーウェン(『シン・シティ』)とダコタ・ファニング(『宇宙戦争』)、ジョン・バーンサル(『フューリー』)。チョイ役でヴェラ・ファーミガ(『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)も参加している豪華布陣。字幕無しでの鑑賞でしたが、一切問題なく観れました。
カーチェイスの扱い方はクレジットで賛辞を捧げたフランケンハイマー『RONIN』。ですが車内の主導権を巡る激しい攻防戦は、ブロンカンプ監督のカラーを感じて興味深いし、随所にトニー・スコットタッチの敬意も感じて見所尽くし。SF風味は薄いですが、少女が狙われ追われる理由の明解さは配慮が効いて、ショートフィルムの持ち味等が非常に出ている気がしました。
願わくば字幕付きで見たかったというのが本音。なのでいつか字幕付きでの二度目鑑賞したいです！
それにしても同じように追われる人間はいるのかな？そんな想像もしたくなるから、ショートフィルムは止められないです✨
