このレビューはネタバレを含みます
婚約者が失踪し父の余命宣告もされ
ダブルパンチな主人公(松坂桃李君)が
一冊のノートを見つけ…。
最初は興味本位で読んだノート(日記)に
のめり込んでいく様がとても怖かった。
原作は未読です。
映像ちょいちょいグロいです、
リストカットシーン有。
下手なスプラッタホラーより血の描写がありますので
血が苦手な方にはオススメしません。
子どもさんと一緒に観るのはNG!トラウマ。
↓以下ネタバレ。??
●洋介が何故あの場所にいたのか(出会い)
てっきり美紗子の仕業だと気付いてて
復讐のつもりがと思ったけど、あの子だと気付かず
ずっと自責の念を持ち暮らしていたのね。辛い。
ノートを見つけてから憎悪で一杯だったけど
引越しもせずあの家にいたのだから待ってたのかな。
●亮介狂気る
父は余命宣告されるは婚約者は監禁強姦されるわで
頭おかしくなっちゃった様がよく表現されてた。
血は争えないとも言うけれど、環境や自身の素質で変わるからね。殺人犯の息子だから殺人を犯す訳ではないもの。
●美紗子死に魅入られ過ぎ
犯してきた罪の告白を淡々と語る様が怖かった。
一時の幸せの時間と別人だよね?って程。
簡単に人を殺すわ洋介や息子の亮介に殺せと言うわ
自分の命ですらちっぽけなモノみたいな…。
それを洋介の心をヨリドコロにすることで
少しは変わった??
●ヤクザ弱い
千絵(亮介の婚約者)を監禁強姦し売春を強要するカス共
亮介がみつ子(整形した美紗子)から居場所を聞きナイフ片手にカチ込みに行ったら既に全員死んでるという弱々。
美紗子がどうにかしてヤクザに入り込んで?油断させて
全員毒殺→トドメ刺ししたのかな。
食べ物や飲み物が転がってたし。
それにしても女一人にヤラれるヤクザ集団弱い。
嫌だね、こんな偶然。
殺人も犯したくないし偶然でも殺人の手を貸す様な
そんな立場になりたくないし…殺される立場も嫌だな。
子どもが亡くなるのをみるのが一番キツイ。
美紗子はヤクザを殺った時に亮介に違う場所を教えるか
一緒に突入する方がよかったのでは?
絶対亮介が突入するところ誰かにみられてそうだよね。
血もアチコチに飛び散ってたから、亮介に殺人の疑いがかかるのでは?と思って気が気じゃなくなりました。
エピローグ的なので警察が美紗子の行方を尋ねに
亮介の所に訪問し、「そんな奴知りません」
シーン変わってみつ子(美紗子)の料理シーンで暗転。
とかだったらこのモヤモヤがなかったかも。