鍋山和弥

ユリゴコロの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ユリゴコロ(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

『ミサコ』の小さい頃の、行動の感覚って、どんな感じかは、ちょっと、分かりかねる。だが、小さい頃の、自分の行動が、原因で、子供が死に、『ヨウスケ』の人生を、狂わせた。しかも、『ヨウスケ』と『ミサコ』は、運命のイタズラか、再会し、結婚し、子供を産む。『ミサコ』は、『ヨウスケ』の話を聞き、罪悪感を覚える。それでも、夫婦になり、幸せな家庭生活を、送るが、とある男を、殺害し、それが、原因で、自分の人生を、ノートに残し、家族の元を、去ることになる。だが、息子、『リョウスケ』の、婚約者が、ヤクザに、監禁され、体を、売らされてると知り、『ミサコ』は、再び、殺人を犯す。これまで、人を殺しても、罪悪感1つ、覚えなかった『ミサコ』が、『ヨウスケ』からの愛と、『リョウスケ』への愛で、罪悪感を覚える。罪悪感が、無い頃の、殺人は、悪というより、虚無と言った感じ。その後の殺人は、『リョウスケ』のための殺人。虚無的から、善人に変わった瞬間である。だが、罪悪感が、無かったとはいえ、殺人は、殺人。結局の所、『ミサコ』は、罪を償わなければ、ならなかったのだろう。事情があっての、殺人では、ないのだから、・・・・。もし、生まれ変われば、『ミサコ』には、『ヨウスケ』、『リョウスケ』と共に、幸せな家庭を、築いてもらいたい。家族の愛は、本物なのだから、・・・・。
鍋山和弥

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