【百足】
実家に置いてあった「ユリゴコロ」という殺人鬼の手記を読み始めたことで殺しに取り憑かれていく男の話。
ムカデを殺すシーンもそうだが、料理人ということで肉を切り刻むシーンも印象に残りやすい。
途中でオチがわかってしまうのは残念だけど、演技派キャストのおかげで最後までみることができる。
とくに松坂桃李氏の目線の使い方この映画に関して言うと半端なかった。顔芸うますぎ。
人を殺すことをなんとも思わない女と、人を殺したことで過去にとらわれ続ける男。その不自然なカップルが誕生するというのはある意味キセキなのかもしれない。
※あとグロ画像とか平気な方だけど、今作は血の量が多くてリアルだったから、結構ムズムズした。朝ごはん食べながら見たせいでもある←
あと吉高由里子の麺のすすり方は上手。
2020.6.4