三島由紀夫の切腹を背景に二組の男女(4人3組でもある)の心中をめぐるストーリー
ドロドロしているようで飄々としている。
心中しそこねた二人のその後。
それを抱えて生きている。
なんで死ねのか?
死にこだわるのか?
私には難しかった。
難しいままこのラスト💦
若松孝二監督8回目の命日上映
今回は三島由紀夫の死後50年なのでこちらを上映に決まった。
〜〜上映後の追悼トークショーにて〜〜
若松孝二さんとお仕事をされた若松プロの足立正生さん、井上淳一さん、高間賢治さん、
俳優からは井浦新さん、藤原季節さんが登壇。
「朝からこんな不謹慎な映画をどうも」から始まった。
若松孝二は極左の人だった。
狂気と美学
三島由紀夫の切腹
決して死にたくはないけれど死を通してしか伝える術が無かった人。
「シンプルに愛で死ぬ事はロマン。
憧れたけどラストでぐちゃぐちゃにされて混乱してる」
と言う藤原季節さん
晩年の若松組の代表·三島由紀夫と若松孝二両役を演じた井浦新さん。
こちらはラストで狐につままれたそう(笑)
「鬱蒼とした退廃した世の中でも疾走する若者を描いていく。若者2人を中心にしたラブストーリー」と話していた。
右でも左で過激(派)でもない。
若松孝二は極左で超過激の人だったそう。
名古屋シネマスコーレを作った人でもある。
“ミニシアターを守って行こう”
熱い志は井浦新さんに受け継がれている。
想いのこもった話を聞けて参加して良かった。
毎年この追悼上映が行われる。
若松監督は亡くなられてなお、映画人に愛されている監督だ。
美しいお顔立ちに真摯な姿勢。
また素敵になった💓
今日のロビーでも藤原季節さんはお客さんに優しい。
鑑賞後に井浦さんデザインの記念エコバッグを購入。
お気に入り♡