拷問男のまのネタバレレビュー・内容・結末

すごく評価迷います。いつも通り星5！みたいな単純な評価が出来ない。悲しすぎました。
まず個人的な文句から入りますが、前半部分が長すぎる。飽きては消し、飽きては消し、見始めて4日目の本日、スタートから35分しか進んでなくて絶望しました。必要な要素ではあるんでしょうけど、ホラー映画で家族愛要素があることに耐性がなく、いつまで続くのと思ってしまいました。
次に、娘を殺した犯人が「実の弟」。実の弟相手にあそこまで冷淡に拷問できる？？娘を愛していたということは、少なからず人を愛する心はあり、、。しかも結構兄弟で仲良かったように見えていたけど…。弟ではなく、ただの従業員など他人だったなら全然今作に対する評価が変わった気がします。クビにされて逆恨みーっ！て。弟も弟だ。
赤の他人ならなぁと思ったけど、お、弟ぞ〜！？自分の兄弟のことを考えると…絶対出来ないTT笑
少なくとも、拷問を始める前に「本当にお前なのか」と合否とるべきだよ笑 本人が書いたのかも分からない日記ひとつで、あそこまで拷問器具準備して、薬盛って、勝手に喉にストロー刺して、頭蓋骨ガーンの、脇腹ブスーからのバナーで焼くは怖すぎる笑 違ってたらどうすんだ笑
しかし、主人公が取った行動はかな〜りスカッとだなと思いました。実際に起こっている子供への虐待殺人、性的暴行事件が背景にあり、その犯人は刑務所でのんびり生活。数年で釈放というこの現実に一矢報いる内容だなと。最期は早く楽にしてあげてって思ってたけど、殺さずに、俺は拷問刑(？)、お前は殺人刑な☆って言ったのア〜殺さないことでさらに苦しめてる〜！って、いつぞやの「セブン」を思い出した。でも、部分的に損壊してるにせよ、たぶん人間の体ってタフなので治癒する程度の傷…。どうせなら四肢をもいでしまえば、刑務所から出たあとも動けないのになぁと思ってしまった。今まで何人も子供を殺害していた弟くんは、たぶん刑務所から出てきてからも人殺すよ…。
家族愛とホラー(復讐、拷問)をくっつけられると重くてすごくどんよりしてしまう。。やっぱりグロいにしても、動機不明！(テリファー)もしくは、娯楽で！(ホステル)みたいなおバカホラーが感情移入せず脳死で楽に観れていいなぁと思いました。ちょいちょい普通に悲しくて泣きましたもの。ハァ〜重かったぁ。主人公パパ、ナイスファイトでした。