共食いゾンビ

拷問男の共食いゾンビのレビュー・感想・評価

拷問男(2012年製作の映画)
3.4
仕事も何もかもあまり上手く行かない最中、娘まで殺された男が悲しみに暮れる。しかし犯人を突き止めた男は捕らえて拷問する…。タイトル通りの拷問をする内容ですが、その行動に至るまでの過程の話がずっしりと重い。怒りと悲しみを拷問という形で犯人にぶつけていくうちに、徐々にタガが外れ、犯人の苦痛に満ちた状態が快感に感じるようになっていき、よくそんな事を思い付くなと思うほど胃がキリキリと痛む因果応報の拷問地獄が続く。ただ痛々しい内容ではなく男にしっかり感情移入が出来る作品で話も凄く重くのしかかる作りになっており、娘を殺した犯人の正体も中々に最悪