ま

A FAT WRECK ア・ファット・レックのまのレビュー・感想・評価

2.9
1990年代のメロディックパンクブームをタイムリーで経験した人たちにはなかなか懐かしいんじゃないでしょうか。

そんなブームをけん引したバンドの一つ、NOFXのリーダー、ファット・マイクのレコード会社「ファット・レック・コーズ」の栄光や衰退を収めたドキュメンタリー映画。

かつては日本でも「メロコアブーム」とか「青春パンクブーム」とかありましたよね。「ファット・レック・コーズ」は「エピタフ・レコード」と共に全盛期には圧倒的な人気とセールスを記録し、パンクロックという音楽を再びメジャーへと押し上げた。

そんなレコード会社はバンドやファット・マイクのイメージ通り自由にやってたらしい。それでセールスまでついてくるので願ったりかなったり。レーベルに在籍するアーティストはこぞってファット愛を語る。

だが、2000年代に入るとやはり音楽業界も変わり苦戦。嫌いなSNSなんかも使ったプロモーションなんかもする様になったらしい。

ファット・マイクは奥さんとは離婚しているが現在も共同でレコード会社を経営している。この奥さんがファンキーそうな見た目で面白かった。

当時の熱や知ってるバンドもたくさんいたのでまぁまぁ楽しめました。映画というか音楽番組的な作品。ちょいちょい出てくる再現人形劇が可愛い。
ま