このレビューはネタバレを含みます
原作未読
大滝詠一に向けて作られた歌が流れるということだけ知ってました
いい作品なんだけど何かが足りないそんな一作
まずはCGがいまいちで挫けそうになります
肝である不思議な現象に対する若者たちの順応力の早さに驚きますが
それに対して中盤の展開の遅さ
そして時系列が行ったり来たりの展開には少しモヤモヤとしてしまいました
左利きのギターの園長先生かっこいいなと思ったら
PANTAだったのは驚きでしたね
鈴木梨央の泣きの演技には圧倒されました
そして門脇麦の歌唱シーンも素晴らしくて
(話してる途中でイントロが始まっちゃうのは残念)
あれ?もうこの映画終わりかなと勘違いさせられるほど
さて主役である三人組の方の演技はというとこれまた物足りない
それぞれの個性って出てただろうか
エンディングでそれぞれの更生した後の未来が描かれていたが
最終盤にきてキャラクター設定が取って付けたようにされた気がしました
尾野真千子はもっと感情の起伏や爆発がある役じゃないと
もったいないかなとも思いました
ふわっと終わる展開の映画をまた見てしまったなあという感じです