3人の若者が夜に空き家になったナミヤ雑貨店に逃げ込みます。そこは手紙で悩み事を聞いていましたが、30年以上前の手紙が投稿され、という話です。
話は30年以上前とリンクする奇妙さがあります。1つ目の悩みは単純ですが、悩んでいた人は思わぬ終わり方を迎え、現代へつながります。そして、過去は変えられないということを胸にしみ、クライマックスのように感じてしまいます。
そして、1980年が主流になり、戻ってきます。1つ目の悩みで観ていて区切りがついてしまったので、30年前とリンクしているのが気になるし、将来からの情報を与えてしまい、矛盾を感じていきます。3人の若者も一夜にしてはハイペースで手紙を書いていくことに違和感を覚えます。
登場人物がつながっていきますが、そのつながり方は中途半端感があり、弱いです。期待していたほどに感動しなかったし、序盤に観ていたほど繋がらなかったです。