ケークン

WHO KiLLED IDOL? SiS消滅の詩のケークンのレビュー・感想・評価

WHO KiLLED IDOL? SiS消滅の詩(2017年製作の映画)
4.0
AKBのドキュメントもそうだけど

アイドルは面白いなぁと思う

様々なモチベーションは
あるけれど アイドルを目指すって
不思議なことだと思う。

ファンがいないと成立しない職業だし
応援されるように頑張ることって
打算もあざとさも含まれるのに
清廉潔白を求められて
全然美しくないからね。

誰かを応援してたはずの人たちが
誰かに応援されたい自分を目指す

その変な矛盾が
非常にドキュメンタリー対象として
魅力的だなぁと思う。
泣いたり、苦しんだり、人を羨んだり
蔑んだり。自然とそんな環境が生まれやすいから カメラを向けたがる気持ちも
わかる。

カンパニー松尾監督がアイドルの世界と
AVの世界と似てるって言ってたけど
その通りだなと思う。

歌い終わった後
アイドルたちは よく涙を流すけど
その涙は
誰のための涙?
応援してくれるファン?
頑張った自分?
さらに応援してもらうための演出?

とにもかくにも
純粋な涙ではなさそうだ
ケークン

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