メイプルわっふるG

劇場版総集編 オーバーロード 不死者の王のメイプルわっふるGのレビュー・感想・評価

3.0
TV版の焼き直し総集編前編。プロローグから森のハムスターまで。

原作読んでいてTV版第一期はキャラ変に抵抗ありつつも面白かった覚えがある。
それでも5年経てば時流も変わるもの。大量の模倣(&劣化)作品によりジャンルそのものが辟易される傾向になり、良作まで同一視されてしまうのはヒット作品の宿命か。

もともと活字派なので脳内イメージで出来上がっていることが多く、キャラクターが具現化されるメディア展開では良い思いがあまりない。容貌などの見た目だけでなく、表情、声、話し方も影響大。
アニメに限らず実写化もコミカライズも同様。

原作者にしてみれば映像化や書籍化は大幅ステップアップで認められたということ。それを喜べないのは、いち読者の勝手な我儘という自覚はある。好きなインディーズのメジャーデビューを好まないみたいな。

ただ、低予算の量産扱いだったり、新人の連載起用で使われたりで、却って価値を下げる作品があることも事実。収入は上がるけど原作者の納得は必要だろう。作品に対する姿勢や愛情次第ってところか。