しゃりあ

芸人交換日記のしゃりあのネタバレレビュー・内容・結末

芸人交換日記(2011年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

泣き林になった

93番出てくるし
が、正直なところ物語としては恋空かよと思ったくらい甲本が死んだところでガッカリした

甲本の独白→娘の独白から
田中のブチギレが無かったらマジで微妙な気持ちになって終わっていたと思う

その後に続く田中の独白に芯が通るのは、役者である若林の人間性とか過去をラジオやテレビを通して知っている(つもり)であるからだと思う
「なんでかなぁ甲本、お前と漫才やってるの楽しかったよ」は、オードリーの「お前それ本気で言ってんのか?」「本気で言ってたら2人で漫才やるわけねえだろ」に繋がるし、
ショーパブで厳しい下積みを重ねてきたという若林のエピソードよりも、
結局のところ若林と春日の関係性の方が、田中と甲本の関係性に反映されて物語の熱が引き出されている気がした

最後半、田中もとい、もはや若林の独白がなければ、泣いたとしてもあまり実のないエンタメだなで終わっていただろうなと感じただけに、
物語の外部性について色々考えさせられた

この辺に関してはどっかでまとめて書きたいなと思う〜もう眠いし