さくらちゃんはきっと幸せなのね
だから、現実を物語に浸す必要がないの
さくらちゃんには、嫌いな人もいないのね
知識というものは、想像力の扉を開けるための道具なんですよ
信じる人にはおる、信じない人にはおらん。そんなもんやーーー
電子辞書みたいな若いおなごが、図書館で人と関わりながら、人間の感情をインプットしてゆくヒューマンドラマ。
個人的には、すっごく素敵な作品だと思うんですが、評価は分かれているもよう。
心に残る言葉がたくさん散りばめられていました。
ベルリン・天使の詩がチラッと登場するところと、図書館の空気を感じられるところが好みです。