このレビューはネタバレを含みます
小芝風花のロボット演出はともかく、結構最初から外に連れ出して一緒に探すという、合理的でない行動をさせたのはなぜなんだろう。
冒頭から小芝風花はそんな悪い奴じゃなかったじゃん。一生懸命だったじゃん。方向性が間違ってるだけで。
それなのに怒られたり、陰口言われたりして、こんなにふんわり映画を目指してるのに、なんかギスギスして優しくないなーと映ってしまった。
名所巡りシーンが必要なら、東京から来た親戚の横浜流星を案内するとか、おばあちゃんだとしても案内するモチベーションを低めにしとかないといけないんじゃないんだろうか(業務命令だからとか)。
あとやっぱり泣き要素はわかるけど、ちょいちょい出てくる死生観とか宗教の話とか、実際、亡くならせてしまうのは、全体のゆる〜い雰囲気を壊してしまった気がする。
普通に森本レオの初恋の人にして、二人が再会を果たして恥じらいデートする、でよくないかなぁ。
で、二人を結びつけた「天使」のいる図書館、でいいじゃん。