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8年越しの花嫁 奇跡の実話のぉゅのレビュー・感想・評価

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)
3.4
2020年 鑑賞 以前の地上波放送の録画にて
中原尚志・麻衣の共著によるノンフィクション書籍 「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」が原作。「友罪」「楽園」「糸」等の瀬々敬久監督。

結婚式を控えていた年末、幸せな20代半ばの尚志(佐藤健さん)と麻衣(土屋太鳳さん)を襲ったのは、麻衣が罹った抗NMDA受容体脳炎という難病だった...

土屋さんの、最初怒りから入り、やがて誤解が解け、温和になる感じはいいね(姪もそう言っていた)。
健さんの趣味が車いじりだそうで、ハチロクが登場したんだが、姪が「BTTFに出てくる車みたい!」って... 「頭文字Dですっ!」って(聞かれていないが)突っ込んだ!また、「(●野行●に出てくる) “タピオカ店” みたい!」とも... またもや(聞かれていないが)「藤原とうふ店!」とも突っ込んだ!

出会ってから麻衣が転ぶようになり、そのうちに記憶がなくなり始め、やがて苦しみ出し... 展開が早い!これからが長く描かれるのか?
どうやら卵巣に腫瘍ができ起こった難病だそうで、健さん(カケルじゃないよ)は結婚式場の予約の件や、毎日のように動画を撮っては、麻衣に送ったりしていた... ここはグッときたが、初美(薬師丸ひろ子さん)の、「(家族じゃない)他人だから、簡単に ”治る“ って言えるのよ」が、1番刺さった... そういう残酷だが突き離すシーンがあるからリアルって感じがする... あの病室での初美の涙は、”ありがとう“ ってことなんだろうなぁ...

麻衣が目覚める... 喜び、おめでたい事ではあるんだが、100%喜べない感じが... 辛い... 尚志も献身的だが、仕事に介護にって、働き過ぎで倒れやしないかとハラハラだったが、麻衣の記憶喪失も問題になっていて、また尚志に心身が削られてそうで... 麻衣の “思い出せるように頑張ります” もある意味辛い...

“家族”、“記憶”、”約束“、”希望“ ー 携帯のパスワードにはこれが繋がっていたのだった!そして、2人の距離が一気に縮まる。そしたら一気に●●●●が、バーーーンッ!姪なんて、パスワードで携帯開いてすぐ、号泣してた!
いいストーリーだと、感動するストーリーだった。個人的には、尚志の「私はずっと好きですよ」と、●●●●前の麻衣のカイロをみつけた時の表情だ!
尚志さんと麻衣さんとお子さんの本人の写真も出て、また染みた!

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