こなやん

エンド・オブ・ステイツのこなやんのネタバレレビュー・内容・結末

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ3作品目。
3作品の中で一番良かったかも。

冒頭から緊張感の有る銃撃戦、少し経ってから ド迫力のドローン攻撃。
護衛官の中でただ一人 生き残ったことで大統領暗殺の容疑者にされるまで 息つく暇無く話が進む。

犯人は分かる人にはすぐに分かってしまうが、最後まで戦闘のプロ同士 緊迫したリアルな戦いを見せてくれる。

特筆するのは、ドローンによる攻撃だ。
ドローンと言っても実際に使われている 白い大きな巡航用の物ではなく、ましてやプロペラの付いたチャチな物でもない。
大きさは市販のプロペラが付いたドローン位だが、形がステルス機の様で 俊敏かつ高速で何十、何百と編隊まで組んで襲って来る。
あり得ない様な感じだが、オリンピックの開会式などで編隊を組んで、夜空に美しい絵を浮かべる技術が有るのだから出来なくも無い様に思える。
しかも、このドローンがミサイルを落とすのでは無く、ドローン自体が神風の如く特攻して来る。
逃げても逃げても標的目掛けて、ミサイルその物のドローンが襲って来る。
このシーンの迫力を味わうだけで、かなりの値打ちが有ると思う。

それと往年の名俳優 ニックノルティが主人公の父親役で良い味を出している。

そんな訳でこの手の戦闘物が大好物な人には特にお勧めです。
こなやん

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