二つの忍者一族の対決に妖術を操る一団も加わっての大乱戦に変な映画だなと思ったが、新東宝末期若手時代劇スターを揃えた娯楽活劇で古典的トリック撮影による忍術合戦も相まって楽しい一本。北沢典子がめちゃキュート。最後までタイトルの意味がわからないのが新東宝らしい

• #2019〜

まったく期待しないで見たのだが、かなり楽しめました。
雪姫役の北沢典子がかわいい。
「鷹」の意味は最後までわからなかったが…

娯楽時代劇。尾張藩には2人の若さまがいたが、長男が乱心し、家督を誰に譲るかで対立が起きる。

よくできていて面白かった。最初は登場人物が多くて話が分かるか不安になったけど、話はうまく整理されていて、テンポも良い。映像に動きもある。野外ロケが果てしなく広くて、現代的な建物が出てこない。どこで撮影したのだろう。セットも広い。忍者が地面から屋根に飛び乗ったり、姿を消したりする場面も楽しい。クライマックスの殺陣は敵が多くて迫力があるけど、家来がいなくなるのではと心配になった。

「新東宝のとことんディープな世界」