高校生のサマンサ(ゾーイ・ドゥイッチ)は交通事故で死ぬが、再びその日の朝に目覚め、無限にその日を繰り返す生活に陥ってしまう。やがて彼女は、自分の行動によって変化する状況を見て、不思議な現象の意味を理解し始める。
タイムリープものなのにテンポ悪いし、青春ドラマかホラーか良く分からないなーって感じだし、主人公に全く共感できずにいたんだけど、ラスト20分で一気にひっくり返って面白くなった。
1日であんなにきれいに世界を変えられるとは思えないけど、人生の意味、生きている意義を考えさせられて、奇妙な満足感と切なさが残る作品だった。
周りに合わせて変えるのではなく、自分らしく生きていこう。そのためには、自分も周りを受け入れることが大切だというメッセージに共感だ。
一度きりの人生を大切にするはずなので、“何度も繰り返すなら意味ある日にしたい” ってセリフはピンとこなかったけど、まあ細かいところはいいかと。
主演のゾーイ・ドゥイッチに特別な輝きは感じなかったけど、リー・トンプソンとハワード・ドゥイッチ監督の娘ってのに驚き!