あらゆる生物をドロドロに腐らすコケ。軍事利用しようとしていたそのコケが研究施設であれよあれよと大繁殖。コケがヤバくてパンデミック。
とりあえず皆体がパッカーンして何かが飛び出してのグチョグチョ凶悪地獄絵図で最高の画面。
緑やら黄色やらの蛍光色な液体が体からドバドバ溢れ出すので「吐きだめの悪魔」を思わせるが、正直に言ってこちらのほうが吐きだめの悪魔よりも吐きだめの悪魔してると思う。
驚きの表現が口からウイスキーをブッーと霧状に吹いたりと漫画的表現が多いのも美味。
胞子がどうのこうのだからどう考えても接触感染には思えないし、ネズミはバリバリに空気感染する。そのほか超能力、日本企業など多くの謎の設定や謎の伏線も画面のグログロと一緒にドロドロ溶けて無くなっちゃうテキトーな感じのストーリーテリング。
字幕なんか追わなくたって良い。画面だけ見てろ。な映画体験。
ただ、"博士は内臓(ガッツ)があった"ってセリフは超好き。