みうらじゅんの魅力ってなんなんですかね
すごく斜に構えていてずっとふざけてるように見えるけど真面目な男にも思える雰囲気
自意識過剰にも見えるし、周りのことなんて一切気にしてないようにも見える立ち振舞い
彼の話には根底に仏教感が強くあってそこが強く作用しているぽいです
空の概念や悟りまでの道筋、色即是空など。
この作品内で出てきた話でいうと
追求し尽くして「もうない!」ってなった後からがスタート、という境地がまさにそうですね
彼が好きなことを追求し続け、発信する数々の面白いものを大笑いしながら観ていると、ふわふわと自信のなかった自分という存在を肯定されていく感じがします
そんな感じで、みうらじゅんにとっては彼の存在を肯定してくれる存在であるいとうせいこうと長年やっているスライドショーイベントをまとめたこの映画
本人たちも言っていましたがバディ映画として観ても面白いですね
この作品が好きでまだ読んでない人は文庫になってる「ない仕事」の作り方 もおすすめです