ふれり

ライカーLaikaーのふれりのネタバレレビュー・内容・結末

ライカーLaikaー(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

同性愛に厳しい(イメージがある)ロシアで??と気になって鑑賞。

二人が特に前置きなく付き合っているのとか、和製百合にありがちな(?)「オカズ」目当てのヘテロ男性のみを意識したサービスショットがほとんどない点はよかったけど、最近の邦画界にはビアンカップルの片方が極度に情緒不安定なキャラを担当させられる慣習でもあるんだろうか…。正直またかと思ってしまった。

中盤以降はライカの強烈な束縛体質と時折見せる異様なテンション(むき出しの素直な心と言えるのかもしれないが、、)にヤボとわかっていても薬物?心の病気?と心配になってしまい、かつそこばっかりに目が行ってしまいがちで他はあまり記憶にない。ライカ犬の話は興味深かったけどうーん設定生きてたっけ?愛情が一方通行ってこと?(つか、ライカのそれは自己愛なんじゃ…)みたいな。
ライカをレイプした犯人探しのビラ配りをするユーリャにライカがオーディションに行くべきだと言っていたときはさすがの彼女もそんなゲスいこたーしないよねと自分の憶測が外れたことにホッとした。んだけど、やはり予想的中で力抜けた、、いやこれ自由奔放とかそういう次元じゃなくてケア必要なやつなんじゃ…ラストのビデオレターもあかんやつや。
中断するほどではなかったけど、個人的な経験からファンタジーとして観ることは全くできず。合わなかった。

(冒頭ではライカはユーリャの幻想かと思ったんだけど、実在はする?んだよね?)

(~5.2 VOD)
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