庭の木陰にひっそり置かれた籐椅子。無人の椅子に語りかける芦川いづみの周りが薄暗くなって過去へ遡るオープニングからただならない空気。死の影を背負うと同時に気付いていないフリをする小百合の過剰な演技(の…
>>続きを読む白血病の18歳の娘が病院から退院し自宅で過ごす最後の様子を、妹を気遣う姉とそのフィアンセ、たまたま知り合ったヨット部の男子高校生を交えて描く物語。同じ吉永小百合の闘病ものなら「愛と死をみつめて」の方…
>>続きを読む若くして亡くなった妹との日々を思い返す姉。
手紙の差出人「M.T」の正体は早い段階で予想出来たけど、姉の心遣いを受け止める妹に🥲
K.T君は色々と気の毒…彼との出会い、マフラー交換の場面の甘酸…
【芦川いづみと吉永小百合の競演】
某名画座にて。
芦川いづみと吉永小百合、二大女優の共演映画。
舞台は鎌倉。タイトルからも分かるように、明治末期に鎌倉でボートに乗った旧制中学生12人が遭難して…
姉いづみの、よかれと思って系空回りが狂気じみている。病気を案じるあまりラブレターを勝手に開封し、まるで犯人かのように相手を血眼で探す様を嘲笑う小百合の意地悪さ。姉妹の多感対決。高校OBの12人ヨット…
>>続きを読む自己陶酔気味の芦川いづみが妹をだしにしてせまるシーンどんどん拍車かかって小高雄二たじたじだけど返す言葉もなかなかの煮え切らなさ。お似合い。デートの待ち合わせが紀伊國屋だったりする。背景で人や車が動い…
>>続きを読む白血病の吉永小百合が、そう思えないほどどことなく健康的で違和感がある。ただし、ふと影のある暗い表情になったり、無理に明るくふるまったり、わがままを演じたりするところはさすが。
人と同じ青春を送れな…