Miz

熱いトタン屋根の猫のMizのネタバレレビュー・内容・結末

熱いトタン屋根の猫(1958年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



父とブリックが地下室で互いに向き合って対話するシーンすごく良かった。
全体通してお芝居が皆さん凄い

父やブリックの汗ばみ方からリアルな心情や体調の変化が感じられる。

サラッと父の言う
痛みを感じているときは考えが浮かぶ
ってセリフすごくわかる。

勧善懲悪的な兄の嫁さんに対するヘイトはちょっといただけないけど、
ラストに向けてマギーがつく嘘をブルックがかばってエンディングに向かうシーンはスカッとした。


些細なリアクションをよく撮っていて繊細なカットに感じました。
・父親の車で死を知らされるシーン
・ガラクタだ!と言いながらフットボールのポスターを破いた後の父のリアクション
・自分が買ったわけではない父へのローブを持った瞬間のブリックの逡巡

ホントに良いです。
Miz

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