ゆきよ

ぼくの名前はズッキーニのゆきよのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
2.0
日本語「ズッキーニ」
フランス語「コウガッティ(?)」
の変換が最初わからなくて戸惑った。観終わってからもズッキーニとコウガッティの語感が違いすぎてエ〜?って感じだわ…。
邦題、「ぼくの名前はコウガッティ〜ズッキーニと呼ばれた男の子〜」とかではあかんかったのか。

後半の台詞が説教臭くて萎えてしまった。孤児院という設定の時点でお涙頂戴感があるのに。辛い。あれは字幕の訳が悪いのか、フランス語の時点で説教くさいのかしら?
前半の台詞は子供たちの無邪気さがポッとした拍子に表れてて楽しかったんだけど。

シモンが良いキャラしてた。衝動性を描写しつつも、心根は優しいのがわかる。ラスト、ズッキーニを押し倒すところがまさにそんな感じだった。(誤解を招く文面だなこれ)

ストップモーションのおかげで最初から最後までおもちゃっぽさがあってビジュアルが可愛い!目の周りのアレも、慣れると気にならないものなんだな〜同じようなことKUBOの時も感じた覚えがある。
ズッキーニの瞳と頷き方が微細な動きで秀逸。外からはわかりにくいけれども、ちゃんと意志を示すことのできる男の子なんだよね。大人の言うことを無視することもない優しい子。
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