ヒュー

ぼくの名前はズッキーニのヒューのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
4.3
テーマは重たいけど優しく暖かく素晴らしい。ポスターにある通り、まさに"奇跡のストップアニメーション作品"だ。

母親を亡くし、孤児院に入れられた少年ズッキーニとそこにいる何気ない友人。一人一人に個性はあれど中身は皆心優しい少年少女。60分間目立ったものはなく、彼らのごく普通の日常を描いているだけなのにこんなにも切なく温かいなんて。しかしつぶらな瞳の奥からメッセージもひしひしと伝わってくる。

これは大人こそ純粋な気持ちで観るべき傑作です。
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