有酸素

シモーヌ・バルベス、あるいは淑徳の有酸素のレビュー・感想・評価

3.7
ポルノ映画館のもぎりで同僚と駄弁る→恋人が働くバーへ行く→ナンパおじさんの車を運転する。
シモーネのあるひと晩。
夜ってモヤモヤと無下に過ごすには長すぎると思わされるし
一つの場所でダラダラと手持ち無沙汰にグラスを傾けてるだけでももったいないな。
特別なことが起こるわけでもないけれど
見知らぬ人々と紡ぐ会話劇。
走り去っていく車に空が白んできてセルリアンブルーの字幕でエンドロールが流れていく。