「沖縄は、被害者」じゃなく「沖縄だけが、被害者」ということが前提に制作された映画に感じた。
ドキュメンタリーとしては、TVで放送されてる沖縄の基地問題のものに比べてもつまらんと思うし、途中からは腹が立ってきた。
確かに、唯一の地上戦が行われ、多数の民間人の死者が出て悲惨な目にあったのは理解できる。当時の軍も人材が乏しく酷いことをしたのも理解できる。でも全員がそうだったとは思えない。
民間人の死者は、原爆で広島、長崎、（後遺症で長く苦しむ）東京大空襲でも被害は空襲による最大規模の虐殺だった。 戦争だもの・・・好きで殺し合いしてたんじゃないんだよ。
基地も沖縄に集中してるのも理解できるが、全国に米軍基地はある。
基地関係者の犯罪や殺人も沖縄だからってことではない。
むしろ負けたのに植民地とならなかっただけ良かったのでは？
故郷に帰れぬ北方領土の出身者もいる。
この監督は、沖縄側の言い分だけでなぜ必要なのか？というとこをアメリカの盾と位にしか説明していない。現在の世界情勢は無視！
仮にだが、安保条約がないとして考えてみたらどうなる？
自衛隊もいなかったら、中国からみりゃ宮古島なんておいしいとこですよ。そういう事は、誰も考えないのかな？
「ミサイル基地があるから攻撃される？じゃ、基地がなかったら攻撃されないの？」ここを反対してる人たちに聞いて欲しかった。！
車並べたり、人間の盾で機動隊に頑張ってたけど、同じこと中国軍にできるの？ 天安門の戦車を思い出してみて？それとも天安門事件を知ってるのかな？宮古島のおかーさんたち。機動隊で良かったね。確かに水源の問題はあると思うが、譲歩してるじゃない。騒音問題で昔、多くのろうあ者が生まれたこともある。ここもっ現在では解決策を見つけられるのでは？
戦争は日本がいくら反対しても、ふっかけてくるとこがあれば戦争になります。現在はふっかけてこられんようにしようとしてる状態です。戦争を準備してるわけじゃありません。
地理的にどうしても対中国と考えると今のようになるのでは？
さらに、対北朝鮮となれば、北部九州が重要です。自衛隊基地はあるが米軍基地は長崎だけ？むしろ沖縄が羨ましいです。
観終わってすぐ、宮古島の友人に電話しました。映画を観た話をすると、実際は違うよと笑ってました。これが現実みたいです。
なぜそうなるのかを、もっと伝えてください。残念です。
