このタイプのホラー、苦手だ〜！ジャンプスケアの乱用、CGCGしたクリーチャー、結局「悪魔」とその仲間。
ジャンプスケアは「びっくりしました。だから恐怖を感じます」というビックリさせギミックだからあくまで間接的な恐怖であって、純粋な恐怖とはちょっと違うと思っている。ビックリさせるのなんて角から「わッッ！！」ってやれば誰でも出来るんだし、ジャンプスケアに頼るのはマジ、楽な道。アトラクション的に楽しむんだったら良いんだけど、その場から逃げ出したくなるようなゾクゾクする恐怖体験を俺は観たいんだ！！
あまりにもジャンプスケア使ってくるから、かなり精神すり減らした。ただ、さっきはめちゃくちゃに言いましたけど、これはこれで良いもんですね！常に体を強張らせて、顔を隠して、歯を食いしばらなきゃ、この圧倒的ジャンプスケア量を捌ききれないですよ。最悪の体験ですけど！！！
この監督が特にうまいのは「ここ、幽霊出ます」っていうアングルづくり。息をするように、みんながイヤ〜な想像してしまうホラーアングルを作れる。だから怖い画とそうでない画の緩急が生まれて、インターバルトレーニングを施したマッチョなホラーが出来上がる。
今気づいたんですけど、ホラーとEDMは似ていますね。EDMの場合「次、アガります」っていうのがすごく分かりやすいからみんな滅茶苦茶アガっちゃう。たまにあえてタイミングをズラして、さらにアゲる。なるほどな〜！やべー滅茶苦茶やべー発見
