オーウェン

夜は短し歩けよ乙女のオーウェンのレビュー・感想・評価

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)
4.1
黒髪の乙女に恋している先輩は、なんとか外堀を埋めようと目をかける。
しかし二人は京都で奇想天外な一夜を過ごすことに。

湯浅監督は13年ぶりの新作という事で、どう進むかは予測不能。
時に笑いに、時にシュールに。
疾走感で最後まで駆け抜けていくような勢いがある。

特にミュージカルの件はあっという間で、火鍋を食べる絵柄なども普通では有り得ない画になる。
でもこれが妙に可笑しくて、ハマる人にはハマるというのがよく分かる。

映画的にも忘れそうだが、これは二人のラブストーリー。
ウジウジしてた先輩と、奥手な乙女が一歩前に進む姿がしっかりと描かれている。

声優も完璧だし、唯一不安に感じていた星野源も監督直々というのは納得した。
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