原作ファンとして!
ストーリーはほとんど忠実に再現してくれていて、ぶっ飛んでいた文体が映像化されていて感動しました。
森見登美彦の妄想と偏見、いわゆる森見節が上手く反映されていた。外堀を埋めるのがなんだかんだ楽しくて、でもその『たまたま、』の本音に気づいて欲しい…。腐れ男子の心の中(笑)
しかし、原作とは違って一夜の出来事なのか、一年のことなのかあやふやにした点があまり納得がいかなかった。
確かに題名に則した内容にするには一夜の出来事にするのが解決策かもしれませんが、一年の月日で先輩が苦労してナカメしていたことを表現して欲しかった…。
『四畳半神話大系』のアニメを観ていた人には古本市の神が小津(?)だったり、嬉しい要素が多めで楽しめたと思う。
とにかく、楽しめました!
あと、ただただ出てくるお酒が美味しそう…。