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いぬやしきのEirainのレビュー・感想・評価

いぬやしき(2018年製作の映画)
3.2
原作は、『GANTZ』で有名な奥浩哉の同名漫画。機会に恵まれたので鑑賞。

仕事と家庭、公私共に冴えない定年間近のサラリーマン・犬屋敷壱郎。父親の不倫によって離婚した母親と貧しい暮らしを送る高校生・獅子神皓。何の接点もない二人は、偶然居合わせた真夜中の公園でUFOの事故?に巻き込まれ、気が付くと機械仕掛けの身体となっていた。機械仕掛けの身体となり、その力で人々を救おうとする犬屋敷。逆に、人々の命を奪っていく獅子神。そんな二人が対峙するのは必然で―――。

テンポの良い展開、メカボディの描写、ハイスピードバトルの演出等、エンタメ作品としてクオリティの高い仕上がり。原作は未読だが、1作品として十分楽しめた。漫画作品の映画化で楽しめたのは何とも新鮮。映画化に当たって改変・省略された部分があると思われるので、機会があれば原作にも当たってみたいところ。
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