このレビューはネタバレを含みます
とにかくパンクなクルエラのファッションが可愛いの一言に尽きる！
アニメ版「101匹わんちゃん」の前日譚だと思ってみると、いろいろ噛み合わない点もでてきちゃうんだけど、これはこれで楽しい映画だと思う。
（「101匹わんちゃん」ってすごいタイトルだよなぁと改めて思う。今じゃつけられないよな「わんちゃん」って赤ちゃん言葉をタイトルになんて…）
映画を観ていて強く感じたことは「ディズニーはもう本物の犬を演技させなくてもよくなったのね～」ということ。わざわざ人相（犬相？）の悪いダルメシアンを探さなくても自分たちで作れちゃうし、アクションはもちろん、セリフを言う主人公の顔を餌で釣ることなく切なげに見つめることもできる…すごい時代になったものだほんとに！
子どもの頃にアニメを見ていて不思議に思っていたのは、なぜアニータはクルエラと仲が良いのかという点。本当は嫌っているくせに、ロジャーが悪口を言っても怒るし、かといえばクルエラを追い払ったロジャーを褒め称えるのなんなんだ、嫌なら自分で言え、と幼心に思っていたが、ボンゴとパディータをあげたのがクルエラなら、ちょっと納得できるな。しかしその場合、赤ちゃんは一匹くらいクルエラに譲ってもいい気もしてくるが…。
