久々に衣装に惚れ惚れする作品だった。
すごい好みなデザインってわけじゃ無かったのにデザイン性の高さと、これを作った側の熱量を感じて鳥肌。
ドレスのデザインもクルエラの登場の演出も映画の枠を超えてる感じがしてのびのびと気持ち良い感じ。
近年の悪役に焦点を当てて制作されているのもすごく興味深いし、大衆が正義と悪という分け方に疑問を持ちはじめたのか。悪になっていく過程にやバックグラウンドに共感性を感じるのか。
といいつつあまり悪役を描いた作品はみれていないんだけど、(ジョーカーとかマレフィセントとか）クルエラという悪役への過程の描き方はめちゃめちゃ好きだったな。
貪欲さと復讐心をエンターテイメント性抜群に爽やかに描いている感じ。
悪役を描く作品にさらに悪役が出てくるのもなんだか不思議だった。悪役が勧善懲悪的なストーリーに加担するのって…。でもその勧善懲悪に思える悪役にもバックグラウンドがあるのかもという想像性を生み出すよね。
エマストーンの眉毛の動かし方まさにディズニーって感じだ。
