MubaoMasato

クルエラのMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

クルエラ(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

あらすじは、子供の頃はファッションデザイナーを夢見ていたが、素行の悪さで小学校を退学させられる。
そこで、ロンドンに行くことになる。
そこから待ち受ける悲劇とは?
そして、何故クルエラは悪女になったのか?

いやー、この作品滅茶苦茶面白かったですよ。展開も最高で、クルエラがどのように憎悪を持つようになったことが分かりやすく説明できて、尚且つカッコいい。
今の敵役は鬼滅の刃のように敵にも敵なりの理由があるという作品が多いのですが、クルエラは滅茶苦茶シンプルにあいつのせいで!!という普通の人間が恨みを持ったらこうなってしまうというシンプルなキャラですが、その奥には奥深さを醸し出すキャラで滅茶苦茶共感しちゃいましたね。

そして、クルエラの仲間が凄く良いキャラでしたね。特に、アーティが良かったですね、、
クルエラと同じ境遇なキャラでもあり、才能を隠して自営業でソコソコ儲けていたが、クルエラの仲間に誘われて、クルエラの妹がいるのかと思うくらい良い服が出来上がるのを観て、このキャラ凄いと感じましたね。
そして、物語の序盤は、母の教えを守らずに車から出て、母を殺してしまった呪いを抱えて生きていましたが、後半からその呪いがある人物のせいであることが分かった瞬間のクルエラの復讐が始まるのは、物語の展開として最高でしたね。
そして、この映画に注目して欲しいのは服です!!
作中に登場する服の数は47種類。そして、中盤から後半にかけてのクルエラの服装は滅茶苦茶カッコ良くて、クルエラだからカッコいい服装ばかりでしたね。
また、今回の敵に対して、暴力ではなく、服で挑むのは凄くカッコ良かったです。大抵の敵は暴力で済ませますが、クルエラはファッションで相手を屈服指せる姿勢がとても良かったです。
例えば、クルエラが車の上に立ち、車を包み込むような服は圧巻でしたね。
また、火を包み込むことで、出てくる赤い衣装もイケてましたね。
そして、クルエラの謎やどのように敵を倒すのか、服に仕掛けた物に敵が翻弄されるのもこの作品から見えます。
101匹のわんちゃんは自分は観ていませんが、とても楽しめましたね。
滅茶苦茶お勧めです!!
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