TOMMY

クルエラのTOMMYのレビュー・感想・評価

クルエラ(2021年製作の映画)
3.9
『さよなら、エステラ。ここからは、私が.....』

ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」に登場した悪役クルエラの誕生秘話を、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン主演で実写映画化。
パンクムーブメント吹き荒れる70年代のロンドンに、デザイナーを志す少女エステラがやってくる。情熱と野心に燃える彼女は、裁縫やデザイン画の制作に打ち込み、デザイナーへの道を駆けあがるため切磋琢磨する。そのままデザイナーへの道を進んでいくと思われたエステラだったが、カリスマ的ファッションデザイナーのバロネスとの出会いが、エステラの運命を大きく変えることとなる。夢と希望にあふれた若きエステラが、なぜ狂気に満ちたクルエラとなったのか。その秘密が明らかにされる。

こんなの、クルエラじゃない!!笑
まず言わせて。私が知ってるクルエラは最高にサイコで狂気でヒステリックでホラーなやつ。今作のクルエラも少しその片鱗はあるけど、絶対犬の皮をはぐようなやつじゃない!だから別のクルエラ。そう考えます。

「101匹わんちゃん」観てればもっと楽しめるけど、観てなくても全然いける。フォーレスとジャスパーはめちゃくちゃ良い奴だったし、特にジャスパーはただのイケメン優男。原作のような悪い顔はしません。クルエラとは家族だったのね。エステラ時代の3人だいすき。いいトリオだった。フォーレスは相変わらず。トットナムファンなのね。犬と一緒にテレビ見るのはここから始まってた。今作はちゃんと飯も食えてたし、酒も飲めてた。『おーい、そりゃねぇよジャスパー』を聞きたかった。笑

そしてなんと言っても凄いのはエマ・ストーン。美しい。どんな格好でも、どんなメイクでも。エステラ時代の変装でもめちゃくちゃセレブ感漂ってた。流石すぎ。エマと言ったら今まではワトソンかシーンだったけど。これからはストーンだわ。そのくらい好きでした。

あとはわんちゃんたちね。バディもおチビちゃんもダルメシアン達も。やっぱりかわいい。下手な人間よりわんちゃんたちのが活躍してた。

アニータとロジャーもまさかの登場。アニータはもう色々と違うし、ロジャーももっとスリムでしょ。まぁ原作とは全く違うクルエラだったからそこは気にしなくていいのか。にしても自分で送っといて赤ちゃん産まれたら皮剥がしてくれは無いわ。

マッチで服燃やす登場、やりたい。
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