エマ・ストーンちゃんのファッションショーとして120点。
一本の作品としては80点。
「101匹わんちゃん」をベースにした作品として、「クルエラ」としては0点。
っていう気持ち。
このクルエラは子犬を101匹も拐って毛皮を剥ごうとしないだろうと思った。
その時点でこの映画が単品としてどんなに面白かろうと「クルエラ」である必要があるとはどうしても思えなかった。
肌の色を始めとして様々な要素に変更が入っていたけれど、それらはモヤっとはしても許容出来なくもない。
でもキャラクターの精神性の根幹に関わる部分は変更したらダメじゃない？
別物として楽しめば良いと言う人も居るが、それならば「マレフィセント」のように本編内容をいじった話を作る方が良いだろう。
可哀想な設定さえ付けてそれでも強く生きたと描けば憧れる女性像の一つに出来るって？
無理無理、本編の「101匹わんちゃん」でやった事があれだもん。
せめてわざわざ最後に本編と繋がるんだよーみたいにしておかなければ、まだ別物と思えたのかもしれないのに、何故わざわざそこを意識させたのか。
ほんとディズニーのこの手法、いい加減やめてほしいわ。
