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クルエラのharuのレビュー・感想・評価

クルエラ(2021年製作の映画)
4.0
白黒つけるのは、私!

幼い頃に母を亡くしたエステラは、ジャスパーとホーレスと共に泥棒で生計を立てる日々。しかし彼女にはファッションデザイナーになるという夢があった。ある日有名デザイナーのバロネスにスカウトされ、ついに夢への一歩を踏み出したエステラだったが、そこで母の死の真相を知ってしまい…

ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」のヴィラン、クルエラを主人公にした実写版。毛皮好きになる前の若きクルエラの話です。
アニメ版とはだいぶキャラが違い、犬に優しいクルエラ。彼女のボスであるバロネスがガチなヴィランなので、正直クルエラは全然ヴィランではないんですが(まだ?)、ディズニーとは思えぬダークなストーリー展開で、おもしろかった!
クルエラが天才的なファッションデザイナーという設定なので、もちろん見どころはファッション。細身のエマ・ストーンが着こなすロックテイストなドレスは、どれも素敵でワクワクが止まらず、見ているこちらを飽きさせない。衣装用意するの大変だっただろうな…さらにクルエラのキャラが意外と計画的な賢い系で、根回しも完璧、アイデアも豊富で、カリスマ性抜群という、かなり作り込まれたキャラなのも良い。しかし本作はあくまで序章。早く続編見たいです!
ディズニーの実写版ではかなり上位に来る面白さでした。
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