1年半ぶりの観賞。計4回目。白黒になりドラマ部分がより感動的に。涙ぐみっぱなし。やはり追われる者たちが次から次へと決断を迫られる展開がすごくいい。たまらん。利己的に見えた者たちが誰かを信じて決断し遂には誰かのために行動を起こすようになる。ライフルに弾を詰め込むことさえ拒否していたお嬢さんが戦いの中で変貌し仲間のために命をかけた行動にでる。涙。フュリオサはマックスに「希望を叶えるため」「過去を清算するため」に緑の地へ向かうのだと告げるが、マックスは娘を救えなかった過去を清算できず希望を失い死んだように生きてきた男。冒頭のモノローグ「かつては信念を持った警察官だった」という言葉を思い出すと泣ける。救われたのは女性たちではなくマックスなのだと思う。信念を取り戻したマックスは逃げるのではなく戦うことを提案するが、その計画を後押しするニュークスの「希望はある！」にも涙。お前が言うか…。
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ねたばれ。今回観て思ったがマックスが「戻ろう」と提案するのは、苦渋の決断とは言えスプレンディドを見捨ててしまったこと（「車に轢かれるのを見た」と嘘をつき「戻らない」と断言する）も少し影響しているのかなと思った。
