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ヤコペッティの 残酷大陸のネブュラーのレビュー・感想・評価

ヤコペッティの 残酷大陸(1971年製作の映画)
4.8
高橋ヨシキさんオールタイムベスト映画。
やっと鑑賞できた。
観たことがない映像が多いな笑
この時代だからこそ作れた映画です。

奴隷制度を再現ドキュメンタリーとして映像にしており、うん、けしからん!不謹慎!
でも、すみません。エンタメとして面白い!
人種差別というデリケートな問題を扱っていて、当時の人は劇中の白人のように本当に黒人を人として扱っていなかったし、人として認識していなかったのだろう。
船中の人口密度、豚にえさを与えるように飯を食わせる、などなどショッキングなシーンのオンパレード。
今観ると、再現ドキュメンタリーとしての映像価値がある一方、現代の感覚とずれすぎていて、見方によってはコメディになってしまうよね。笑
最後は、ブラックスプロイテーションミュージックが流れ出し、今までの映像に対しての仇だ!と言わんばかりに、アメリカ人を殺戮していくシーンは、ふぉーー!と叫びたくなる。いや、少し叫んだ。
面白いクロスカットでした。ブラックスプロイテーションミュージックが遠くから聞こえ始めると、、!

タランティーノのジャンゴは間違いなく、残酷大陸に影響を受けてる。
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