実はとても哲学的な話。
一つ、好きすぎて修正入れる可能性大!
敬愛する伊藤潤二先生の作品にはいくつも感銘を受けて来たがこの作品も実に素晴らしい発想。
実はかなり前に鑑賞してその後、観る手段を見つけられていない為、漫画側の知識多め。
内容は不眠症で悩む少女と長い「夢」を見る男性と担当医のお話。
人それぞれ夢の感覚は違うと思う。
日々のコンディションにもよるだろうし、良い夢、悪い夢、様々。
だが、実際にとても長く感じる夢を見たらどうなるであろうか。
本人には夢がどんどん長くなっていく。
一週間分、一ヶ月分、一年分。楽しい夢もあれば過酷な夢も…。
そんな体感をしたら人間は耐えられるのであろうか。
男性は次第に長い夢を見るようになっていき…。
そういう話で、漫画をオススメしたいが映画もいい出来だった。
こんな形で夢に向き合う伊藤潤二先生の思考は一体全体どうなっているのだろうか。
魅了されてやまない。
問題提起も兼ねて、夢について考えるようになってしまった。
是非、ご覧頂きたい。
伊藤潤二先生の作品は多々、オススメがあるので語れる方、コメント下さい。