「プレンティ」
冒頭、第2次世界大戦の中。
特別作戦執行委員会に参加する18歳の女性。
森から空を眺める人々。
パラシュトが落下する。
通信文が投下、情熱、結婚、スエズ事件。
今、1人の女性の波乱に満ちた人生を映す…
本作はF.スケピシ監督がM.ストリープ主演に描いた戦後背景と1人のイギリス女性の半生を映した85年製作の映画で、
この度初見した。
映画自体は前から知っていたが中々観る機会が無く、
BD化されたんで購入し鑑賞したが、まずストリープが綺麗。
最近の活動家じみた行為は嫌だが、
やはり役者としては素晴らしい。
物語はナチ占領下のフランスで活動する英国娘スーザン。
飛行機から1人の工作員が降下し、彼女の自宅へ行き肉体関係になる。
そこからおよそ30年間の彼女の物語が展開されていく…
いや〜この映画、普通のドラマ仕立てと思いきや、唐突に時間、時代背景が変わって中々追っていくのが大変だ。
そりゃ芸術的で難解映画なら何となく作家性を配慮して、凡ゆる解説を読み紐解いて行くが、
多少なりとも娯楽性ある本作が、
こーも飛躍されると…ん、えっと、あー今この時代の話にもう移ってるのね…と一々頭の回転を要求される。
所でストリープが本作で拳銃を打つ場面があるんだ彼女が拳銃を撃つ映画って今回が初めてかも…
もしかしたら忘れていて何かであったとは思うが…。
若き日のサム・ニールがかっこよかった。
