11月08日は1108で「いいおっぱい」の日らしいので、おっぱい映画として鑑賞。
例にもれず「カメラを止めるな」から知った作品ではある。
あらすじ紹介の内容と、「カメ止め」の構成の巧みさのイメージで鑑賞。
や。まぁ当然、おっぱいシーンを期待しての鑑賞ではない。
「お米とおっぱい この世からどちらかが無くなるとしたら、あなたはどちらを残しますか?」という議題について、全員の意見が一致するまで話し合う企画。
報酬は10万円。
中高生時代に友人と話したバカ話を膨らませた内容とのこと。
監督が身銭を切って製作した自主製作映画。
・・・と、いう背景を考慮に入れての感想ならば、凄い傑作映画な気はする。
普通に映画として鑑賞する作品として考えると・・・。
設定も雑だし、5人のおっさんが議論する内容だけど、あきらかに一人の人間が考えた議論な感じも見えてしまう。
出来の悪いライトノベルのような印象。
・・・当然、自主製作で、一人で考えているから当然なんだけどね。
みんな共感できるだろ?な!って問いかけているのは分からなくはないが、共感できない部分も多かったのよね。
もっと、様々な角度、色々な視点から緻密に考察していく議論であってほしかった。
報酬も、お金ではなく、残した方により「お米一年分」か「『おっぱい系オプション一年間無料』のオッパブ優待券」とかにすれば、議論も変わってきたかと。
まぁ若さ溢れる作品ではある。
舞台作品の映画化なのかと思っていたら、映画オリジナルだったらしい。
この同じ議題を話し合う縛りで、複数の監督・脚本の短編を寄せ集めたオムニバス映画とかあったら観てみたい。
女性視点だったり、学者視点だったり、それこそ中学生男子視線だったり。
なんか、こう、若さ溢れる映画だった感じ。
もっと色々欲しかった。
色々って言ったら、色々。