2018年公開当時、予告を観て悪ふざけが過ぎるのでは⁉︎と疑念を抱きスルーしたのだけれど、続編公開につき地上波登場♪とのことで、10分観てダメならやめよう！とお試しで観てみた。
そしたら、、、
これはこれでアリじゃない？
確かに、悪ノリ気味ではあるけれど、全くの別物（もしくはパロディ？）と思えば。
とりあえず、原作の良さを大きく逸脱はしていなくて、ホッとしたのが正直な気持ち。
改悪されていないか、警戒しすぎていたかも。。
良かった点として、
まず、ウサギのモフモフ感！
これは、原作にはない映像ならではの良さ♪
あと、お鼻ヒクヒクは動物好きにはたまらない！！
次に、キャスト。
特に、マクレガーさんの甥・トーマス役のドーナル・グリーソン♪
この人、コメディいけるね！
「アバウト・タイム」でかなり好きになったけれど、どこかローワン・アトキンソン感が醸し出されていて、なかなかに味わい深かった！
体も張ってたね〜
マクレガーさん役のサム・ニールも、それっぽい！笑
それから、ウィンダミア湖水地方の自然の美しさ♪これはもう、感動的！
実写だからこそ、リアルに視覚へ訴えかけて来る。。
そして、原作者のビアトリクス・ポターのお話の登場人物（ピーター・ラビットをはじめベンジャミン・バニー、ロプシー、モプシー、カトンテール、アヒルのジマイマ、こぶたのピグリン・ブランド、キツネどん、ハリネズミのティギーおばさん、カエルのジェレミー・フィッシャーどん、まちねずみジョニー、マクレガーさん他…）が総出演❗️
マクレガーさんがピーターを追いかけるシーンのあれこれや、上着を案山子に着せる件も原作のまま♪
これには、原作ファンも嬉しくなってしまう♡
原作には出て来ないトーマスがオタクで変わり者、更に出世欲の強い嫌な奴のように見えて（ロンドンではHarrodsの店員）、実はホスピタリティ溢れた人物だとわかる件が、いいなぁ。
こちらも原作にはいないマクレガー家の隣に住む画家のビア（ローズ・バーン）→きっと原作者ビアトリクスと掛けてるよね♪ とトーマスの恋愛要素を加味しているのも、一捻りあって新鮮だった。
実写にして、原作を生かす形で元々はいないキャラクターがメインのストーリーにしたのが良かったのかな。
それぞれに悲しい過去があって、ビアに愛されたいと願う二人。。愛は奪い合うのではなく共有できるんだ、とお互いが悟って和解するのも良かった♪
オープニングの鳥の動きが素晴らしい❗️
あのままの雰囲気でいけば、誰が観ても非の打ちどころのないファミリー映画になっていただろうに…ラストの対比！笑
ウサギちゃん達の群舞は超絶かわいかったし、ピーターの妹達やベンジャミンのキャラ設定は、子ども達には喜ばれるだろうなぁ。。
途中、踊ったり歌ったり、、ちょっとミュージカル調⁈
何より、映像では動物モノにだけ反応するうちのネコが、膝の上で今作にじーっと見入っていた！
もしかして、仲間だと思っていたのかな？（ネコじゃなくてウサギだけど…モフモフ仲間！）
こちらを観て気に入った方は、原作絵本も是非手に取ってほしい！
シンプルな中にも深みがあって、その素晴らしさに触れることができるから。。
こんなに時が経っても愛され続ける訳が、きっとわかります♡
ちなみに、絵を楽しみたかったので、吹き替えで鑑賞。
ピーターの声の千葉雄大くん、グッジョブ♪
次は、字幕で観ようかな。
おまけ♪
ナショナル・トラストについて
直接名前こそ出て来ないけれど、ビアが自然や動物達と人間の共生を強く主張しているのは、原作者のビアトリクス・ポターも賛同していたナショナル・トラストの考え方に近い。
ナショナル・トラストとは、1895年イギリス発祥の自然環境や歴史的建造物の破壊を防ぐ為に設立された団体及び市民運動。
（日本でも1964年に大佛次郎により、立ち上げられた。）
今も、世界各国に広がっている。
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昔（30年程前…）は、大阪の梅田阪急の１Fにナショナル・トラストのショップがあって、雑貨やガーデニング用品かなんかが置いてあったので、会社帰りによく覗きに行っていた。（とても素敵なものばかり…♪）
好きなものを買うだけで環境に良いことにお金が使われるのが、自分にも無理なくできる参加の仕方なのが良かったなぁ。
今は通販が主流のようで、西宮阪急にしかないようなのが残念！
でもこうやって、昔愛しんでいたものにまた再会できるのが、とても嬉しい事だなと思った♪
続編公開中だけれど、、
期待半分、心配半分⁉︎
でも、ビアトリクス・ポターサイドも了承（というか、全面協力？）とのことで、期待値の方が高いかな😊
