「ホーム・アローン」のノリが大好きであればオススメしたい映画。予備知識など一切無しで観てみたがすんなり世界観に入れたので問題なかったです。
物語は、ざっくり言うと人間と動物の縄張り争いを基本コミカルに描いている。明日を食い繋ぐ為、出世で生き残る為、種は違えどどちらも根は同じである。
最終的にはどちらか一方を捩じ伏せる訳でなく、対話で認め合い共存の道を選んだのは良かった。
終盤、ピーターとトーマスが取っ組み合いながら対話で通じ合う場面があったけど元々そんな能力の描写あったっけ？と思った。最も付き合いの長いであろうビアとは全然そんなシーンが無かっただけに謎。
あと、冷めた点が一ヶ所だけ。
ウサギが大好きでもうただ見てるだけで癒されるという方には申し訳無いです。
スタッフクレジット後に唐突に差し込まれる、一般公募か何かで集めたウサギのペットの写真を公開するコーナー。
あれは一体どういう判断で入れたのかとても疑問だった。
ピーターラビットを取り巻く物語を見に来たのであって、どこの誰とも知らないウサギを延々見せられてもなぁ…と困惑した。
中にはウサギよりも主張の激しいメイクばっちりの飼い主のキメ顔が一部入っててどっちが被写体やねんと突っ込まずにはいられない写真があって思わず苦笑いした。
視聴後の余韻がすべてアレに持っていかれてしまった感が否めない。
映画自体が良かっただけに。
