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アナライズ・ユーのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

アナライズ・ユー(2002年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作よりもコメディとしての面白さを強く感じられて、声を出して笑ってしまう程楽しめました!
冒頭の気が触れたデニーロから既に面白く、延々とサウンド・オブ・ミュージックを繰り返す姿や幼児のような態度に変顔と、演技だろうなとわかっていても尚更面白かったです。
先生が割と今作の方がどんくさくなっているようにも感じ、初っ端の父の足フェチ失言や目隠し帽での勢いあるズッコケなど終始楽しめました。
元マフィアのボスによるカタギ職体験の様子も向いてなさ過ぎて笑え、16歳に扮するデニーロの無理矢理感も面白く、容赦ない暴力をアドバイスだと受け止める役者の間抜け具合や先生とデニーロが堪らず抱き合ってお互いに泣き喚く絵面など笑えるシーンが多かったです。
ただ可笑しいデニーロだけで無く、出所したてで着けていた凡人が付けるとチンピラになりそうなサングラスをかっこよく着こなしていて、デニーロの渋さがあるからこそ引き立つ魅力を改めて感じられました。
エンドロールのNGシーンもしっかり笑えて、特に最後の全力抗議デニーロが爆笑する程面白かったです。
コメディ色が強く終始楽しめる、面白い作品でした!
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