マッシモ

犬ヶ島のマッシモのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.8
グランド・ブダペスト・ホテルのウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション映画。
日本の架空の都市メガ崎市を舞台に犬嫌いの小林市長とその息子アタリ君の死闘を描く。

ストーリー
日本のとある都市、ウニ県メガ崎市では犬の伝染病「ドッグ病」/「スナウト病」が蔓延し深刻な社会問題となっていた。
渡辺教授は「ドッグ病を治療するす血清の製造に成功するが、市長の小林はそれを無視し、犬をゴミ島へ隔離することを決めてしまう。その6ヶ月後、市長の養子小林アタリは自分の飼い犬を探しにボロ飛行機でゴミ島へと飛び立つのだった。

総評
「その昔、犬と犬嫌いの小林一族との間で戦争があった」という最早戦国時代からの伏線をド頭に張ったため小林姓へのヘイトが1000年単位になってしまっていてちと可愛そう。そして、出てくる犬たちの逞しいこと、ゴミ島に送られた後も必死に生き抜いている姿は胸打たれます、うちにもダックスが居ますが甘やかされた故、野生など皆無。多分、初日で生存競争に負けてしまうでしょう…。
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