ソニア

犬ヶ島のソニアのネタバレレビュー・内容・結末

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

毎週欠かさず聴いているラジオ番組のパーソナリティ、野村訓市が声優をやっていることで知った本作。先月の放送でも、ウェス・アンダーソンとプライベートで会った話をしていて、犬が島の制作の時の話に触れていたので観てみようと思い鑑賞。

まず前知識ゼロなのでアニメであることに驚いた。
ストーリーは分かりづらさはなく、かわいいワンちゃん達に癒されながら、勇気づけられながら一気に観てしまった。

この映画は日本人か否かで全く違う受け取り方になる映画だと思った。日本語の部分は字幕がつかず、他の言語には字幕が付く。海外目線では、市長達が話す日本語には字幕がつかず、翻訳などでわかるようになっているらしい。
つまり1発で市長達の日本語のやり取りを1発でわかってしまっている時点で、ウェスの狙いである「観客を犬目線に立たせる」ということが日本人に許されていないことになる。
最初は本当に日本人参加してるのか疑うレベルで意味わからん日本語を使っているから何だこれはと思ったけど、実際は別に通じる必要は最初から無かったことになる。

と悲しいことを綴ったが、いい話だったし、アニメのクオリティも高かったのでよし。
ソニア

ソニア