RIO

犬ヶ島のRIOのレビュー・感想・評価

犬ヶ島(2018年製作の映画)
3.7
うーん可愛い
日本の景色 + ウェス・アンダーソンの絶妙なバランス感覚に唸ってしまう
日本の色と今が美しく 監督視点が的にきた

ネオ東京と昭和をミックスしたようなメガ崎市の犬たちがゴミのように扱われて島に捨てられる アタリ少年と犬たちが脱出する話
心に空く傷の共有 空瓶で固めた黄色く輝くドームがドリーミーです
黒澤明の「7人の侍」何回も流れます 気付いてみれば太鼓の音で始まるのも完全寄りですね

Mr.FOXに通じている人間都合の環境破壊や飼い主と犬との関係性を伝えてくる
無慈悲な扱いをするなら戦うしかない

犬の横目は可愛い
太鼓組が粋 体育館なのがまたオツだった 監督は50s~60sを意識しているそうですが撮影当時2018年にも敏感に反応している
凄く楽しくて視覚・聴覚に心地よかったです
RIO

RIO